マネー部について

なぜ日本人はお金に関する知識が乏しいのか?

「お金」は生活をしていくために絶対に必要なものです。お金がなければ、食べ物も、服も、家も、何も買えません。しかし、我々日本人の大半は「お金」に関する知識をほとんど持ち合わせていません。これは、なぜなのでしょうか?

1つ目の要因として考えられるのが、「お金に関する話題をタブー視する風潮」です。不思議な話ですが、お金が大事だということは、皆わかっているはずなのに、お金の話をすると「みっともない」とか「下品」とか「卑しい」とか悪い印象を持たれる風潮が昔からあります。2つ目の要因として挙げられるのが「義務教育など、学校で誰も教えてくれない」ということにあると思います。英語や算数・数学など現在の義務教育で教わる多くのことは大事なものだと思いますが、社会に出た時に真っ先に必要になるものは「お金の知識」です。それなのに、「お金」に関する知識はほとんど教わることはありません。そして、三つ目の理由は、この理由が究極の理由ですが「教師や親も含めた大半の人がそもそもお金の知識を持ち合わせていない」ということです。前述の通りの状況ですので、そもそも周りの大半の人がお金の知識がないのです。なので、誰も教えてくれないのは当然、知らなくて当然ということになっていきます。

 お金に関する知識はなくても大丈夫なのか?

しかし、これからの世の中「お金の知識」がなくても良いでしょうか?皆さんどうでしょう?「お金」に関する不安は高まる一方なのではないでしょうか?消費税が5%から8%になりました。恐らくこれからも消費税は上がります。医療費の自己負担額も1割負担だったものが、3割負担になりました。銀行預金の金利もどんどん下がっています。年金受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられました。これからさらに高齢化は進みます。将来我々の年金はちゃんと支払われるのでしょうか?

 これからの時代は自己防衛の時代

これからの時代は、「お金」の知識を自ら身につけ、自己防衛していく時代です。「お金の知識を身につけるといっても、自分にそんなことできるのか?」と思う方もいるかもしれませんが、ちゃんと勉強すれば誰でも身につけることができます。なぜ、自分に「お金」の知識がないかをもう一度考えてみてください。大半の人が今まで勉強してこなかっただけではないでしょうか?そうです。ただ知らないだけなのです。「お金」に対してもっと興味を持ちましょう。「お金」に関して、もっと知りましょう。今日この日から、「お金」に関する様々な知識を身につけて、これからの時代を乗り越えていきましょう。

 皆さんのお力に少しでもなれるように

この「マネー部」では、お金に関する様々な知識を紹介し、皆さんが、これからの時代を乗り越えるための情報源になっていけたらと思っています。「いきなり医療費とか税金とか難しい話はちょっと」という人にもとっつきやすい「お金」関する様々な話題も取り上げていきたいと思っています。

このサイトが、皆さんのお力に少しでもなれることを切に願い、これからも情報を発信していきますので、どうぞ、末永くよろしくお願いします。

 

2016年4月10日 春太郎